監修:渡邊ひろき 元自動車メーカー勤務/現トヨタ系ティア1エンジニア/1級自動車整備士資格保有者

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「シエンタを買ったら税金はいくらかかるの?」「ハイブリッドにするとどのくらい税金が安くなる?」——車の維持費の中でも、税金は種類が多くてわかりにくいと感じる方が多いテーマです。

この記事では、シエンタにかかるすべての税金を、購入時と毎年かかるものに分けて整理します。

【この記事で分かること】

  • シエンタにかかる税金の種類と金額一覧
  • ハイブリッドのエコカー減税でいくら安くなるか
  • 購入時に一度だけかかる税金の計算方法
  • 毎年かかる自動車税の詳細

シエンタの税金まとめ表

税金の種類タイミングガソリン車ハイブリッド
消費税(10%)購入時のみ車両価格の10%車両価格の10%
自動車取得税(廃止済)
環境性能割購入時のみ0〜3%0〜1%(優遇)
自動車重量税購入時・車検ごと年換算 約8,200円年換算 約3,700円(エコカー)
自動車税(種別割)毎年5月30,500円/年25,000円前後(減税後)

毎年かかる税金:自動車税(種別割)

シエンタのエンジン排気量は1.5L(1,496cc)です。

区分排気量標準税率
1リットル超〜1.5リットル以下1,001〜1,500cc30,500円
1.5リットル超〜2リットル以下1,501〜2,000cc36,000円

シエンタはちょうど1.5Lに収まるため、30,500円が基本税額です。

ハイブリッドのグリーン化特例(エコカー減税)

ハイブリッド(HEV)のシエンタは、燃費・排ガス基準を満たすことで自動車税が軽減されます。

適用条件軽減率実際の税額(目安)
75%軽減(新車登録翌年度)75%OFF約7,600円
50%軽減50%OFF約15,250円
25%軽減25%OFF約22,875円
軽減なし(3年目以降通常)0%30,500円

新車購入翌年の自動車税は最大75%減税で約7,600円になります。ただしこの軽減は翌年度のみ適用され、以降は通常税率(30,500円)に戻ります。

ガソリン車との差額: 最初の3年間でHEVは合計5〜8万円程度の節税効果があります。


購入時にかかる税金

消費税(10%)

車両本体価格に対して10%かかります。

グレード車両価格(HEV Z)消費税(概算)
シエンタ Z(HEV)2,749,000円274,900円
シエンタ G(HEV)2,619,000円261,900円
シエンタ X(HEV)2,449,000円244,900円

環境性能割(旧:自動車取得税の代替)

2019年10月から「自動車取得税」に替わって導入された税金です。購入時の車両価格(課税標準)に対して税率が課されます。

区分税率シエンタへの適用
電気自動車・プラグインHV非課税非該当
HEV(燃費基準達成)0%HEVは実質0%
ガソリン車(基準達成)1%一部モデルで適用
通常のガソリン車3%基準未達の場合

現行80系シエンタのHEVは環境性能割が**0%**のため、この税金はかかりません。ガソリン車も燃費基準を満たせば0〜1%に抑えられます。

自動車重量税

車の重量に応じてかかる税金です。新車登録時に3年分、以降の車検(2年分)ごとに課税されます。

シエンタの車両重量は約1,300〜1,500kgです。

車両重量通常税率(2年分)エコカー(HEV)減税
1,000kg超〜1,500kg以下24,600円9,900円(75%減)
1,500kg超〜2,000kg以下32,800円13,200円(75%減)

HEVシエンタは重量税も約75%減税の対象です。2年分の重量税が通常約24,600円→約9,900円になります。


購入5年間の税金合計シミュレーション

税金項目ガソリン車(5年)HEV(5年)
自動車税152,500円※111,000円前後
重量税(5年分)61,500円24,750円
環境性能割0〜約40,000円0円
合計約21〜25万円約13〜14万円

※HEVは新車翌年75%減税、2年目以降は一定率で段階的に通常に戻ることを考慮した概算

5年間でHEVはガソリン車より税金だけで約8〜12万円安くなります。


税金を節約するポイント

1. 購入タイミングで自動車税の日割りを活用

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。3月末に登録すると翌月5月の自動車税が発生しますが、4月以降に登録すると翌年5月まで自動車税がかかりません(月割り計算あり)。

4月に新車を登録した場合、その年の自動車税は12分の11を月割りで支払うことになります。

2. エコカー減税対象グレードを選ぶ

HEVを選べば自動車税・重量税の大幅減税が受けられます。特に走行距離が多い方ほど燃料費節約と合わせた総節税効果が大きくなります。

3. 売却時の残存自動車税

年度途中で車を売却した場合、未経過分の自動車税は買取額に加算されます(月割り計算)。3月に売却した場合は翌年度分の自動車税負担なし。


まとめ

シエンタにかかる主な税金は毎年の自動車税30,500円購入・車検時の重量税です。

ハイブリッドを選ぶと自動車税・重量税の両方でエコカー減税が適用され、5年間で8〜12万円の節税効果があります。購入時の環境性能割も0%になるため、税金面ではHEVのメリットが明確です。


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