監修:渡邊ひろき 元自動車メーカー勤務/現トヨタ系ティア1エンジニア/1級自動車整備士資格保有者

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「トラックファイブって評判はどうなの?」「FAXや電話がしつこいって聞いたけど本当?」

トラックを売ろうと検索すると、必ずと言っていいほど目に入るのがトラックファイブです。同時に「しつこい」という口コミも見かけるため、申し込んでいいのか迷いますよね。

この記事では、公式の一次情報と公開されている口コミの傾向を整理した上で、「しつこい」と言われる連絡の実態と止め方の具体的な手順、そして契約前に知っておくべき正直な注意点まで、整備士の視点で中立にお伝えします。

【この記事で分かること】

  • トラックファイブが向いている人・向いていない人(結論)
  • 「電話・FAXがしつこい」と言われる理由と連絡が来るタイミング
  • 不要な電話・FAXを止める具体的な手順と断り方の例文
  • 査定から入金までの流れと必要書類
  • 契約前に押さえるべき注意点(減額・名義変更トラブルの防ぎ方)

結論:トラックファイブが向いている人・向いていない人

最初に結論からお伝えします。完璧な買取業者は存在しません。大事なのは「自分の状況に合うかどうか」です。

向いている人

  • トラック・ダンプ・ユニック・バス・重機など商用車を売りたい人(乗用車専門店では値段がつきにくい車両が主戦場)
  • 廃業・車両入替などで、なるべく手間をかけずに売却を終わらせたい人(全国出張査定が無料)
  • 農機具や重機もまとめて処分したい農家・建設業の人
  • 動かない車両・年式の古い車両で「廃車しかない」と思っている人

向いていない人

  • 1円でも高く売るために、多数の業者と自分で交渉したい人(相見積もりの手間を惜しまないなら複数社比較が有利です)
  • 営業連絡そのものを一切受けたくない人(後述のとおり、連絡方法の指定や停止依頼はできますが、申込後の連絡は発生します)
  • 乗用車だけを売りたい人(乗用車は一括査定サービスの方が競争原理が働きやすいです。車一括査定おすすめ比較を参照してください)

「80点で十分」と割り切れるなら、商用車の売却先としては候補に入れてよい業者です。以下で根拠を順番に説明します。


「しつこい」と言われる理由と連絡が来るタイミング

口コミの傾向を正直に整理すると

公開されている口コミを整理すると、評価は大きく2つに分かれます。

傾向内容
良い評価査定・売却をした人からは「対応が丁寧」「買取価格に満足」という声が一定数ある
悪い評価事業者向けのFAX広告・営業電話への苦情が目立つ。「頼んでいないのにFAXが届く」という不満が中心

つまり「買取サービス自体の評判」と「営業活動への不満」が混ざって「しつこい」という検索結果になっているのが実態です。特にFAXへの苦情は、査定を申し込んだ人ではなく、運送業・建設業の事業所に届く広告FAXに対するものが多数を占めます。

連絡が来る主なタイミング

  1. 査定を申し込んだ直後:入力した電話番号に確認・日程調整の連絡が来ます。これはどの買取業者でも同じです。
  2. 事業所宛の広告FAX:査定申込と無関係に、事業者リストに基づいて届くことがあります。「しつこい」の口コミの主因はこちらです。

なお、トラックファイブの公式サイトのよくある質問では、過去に複数部署から連絡が重複したケースについて、顧客情報を社内で共有する体制に改善した旨が説明されています。会社として問題を認識して対応している点は評価できますが、連絡を完全にゼロにしたい人は次の手順を先に押さえておきましょう。


電話・FAXを止める具体的な手順

広告FAXを止める手順

  1. 届いたFAXの下部を確認する:配信停止の案内(送信停止依頼の連絡先)が記載されている場合は、そこへ返信します。
  2. 案内がない場合はフリーダイヤルへ電話する:トラックファイブの窓口(0120-50-5656、受付は平日9:00〜19:00・土祝9:00〜18:00)に電話し、「会社名・FAX番号を伝えた上で、今後のFAX送信を停止してください」と依頼します。
  3. 記録を残す:依頼した日付と担当者名をメモしておくと、万一再送された場合に話が早く進みます。

営業電話を減らす断り方(そのまま使える例文)

査定を申し込む場合も、最初の電話で連絡方法の希望を伝えておくと、その後のストレスが大きく減ります。

「日中は運転中で電話に出られないので、連絡はメール(またはSMS)でお願いします。査定日程が決まったらその連絡だけください。」

売却しないと決めた場合は、あいまいにせずはっきり伝えるのが一番の近道です。

「今回は売却しないことに決めました。今後の連絡は不要です。リストからの削除をお願いします。」

「検討します」と濁すと再連絡の対象になります。断るときは結論だけを短く伝えてください。この考え方は乗用車の一括査定でも同じで、詳しくは一括査定の電話を9割減らす方法で解説しています。


トラックファイブの買取対象と強み

批判だけでなく、公式情報から確認できる事実も押さえておきましょう。

項目内容(公式サイト・会社概要より)
会社名株式会社トラックファイブ(東京都港区)
創業2003年(平成15年)・創業20年超
買取実績年間1万台超・累計買取額700億円超
買取対象トラック・ダンプ・ユニック・トレーラー・バス・重機・農機具など商用車全般
査定全国対応・出張査定無料(全国に支店網あり)
古物商許可東京都公安委員会 第301081905967号

整備士の視点で補足すると、商用車の査定は乗用車と評価軸が違います。架装(クレーン・パワーゲート・ダンプ装置など)の状態、荷台の腐食、エンジン・ミッションの稼働時間が価格を左右します。乗用車系の買取店に持ち込むと架装の価値がほぼ評価されないことがあるため、「商用車専門で年間1万台規模の販路を持つ」こと自体が、買い叩かれにくさにつながる強みです。

海外輸出の販路がある業者は、年式が古い車両や走行距離の多い車両にも値段をつけやすい傾向があります。「もう廃車しかない」と思っている車両でも、判断する前に廃車買取で値段がつく仕組みを確認してみてください。


査定から入金までの流れと必要書類

流れ(4ステップ)

  1. 申込:電話またはWebフォームから車両情報(車種・年式・走行距離・架装内容)を伝える
  2. 概算提示→出張査定:日程を調整し、現車を無料で査定。最終金額はここで確定します
  3. 契約・引き渡し:金額に納得したら契約。車両の引き取り日を調整
  4. 書類手続き・入金:名義変更等の手続きと入金

必要書類(普通車登録のトラックの場合)

  • 車検証(自動車検査証)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車税納税証明書
  • リサイクル券(預託証明書)
  • 印鑑証明書(発行から1ヶ月以内が目安)・実印
  • 譲渡証明書・委任状(業者側が用意するのが一般的)

法人名義・事業主名義の場合は印鑑証明書が法人のものになるなど違いが出るため、査定申込時に「名義が法人か個人か」を先に伝えておくとスムーズです。書類の全体像は車を売る前のチェックリストも参考にしてください。


正直な注意点:契約前に必ず確認すべき3つのこと

どの買取業者にも共通するリスクですが、商用車売却で特にトラブルになりやすいポイントを挙げておきます。

1. 契約後の減額に注意

「出張査定後に契約したのに、後から傷や不具合を理由に減額された」というトラブルは、業界全体で報告されています。防ぐには契約書に「契約後の減額の有無」の記載があるか確認し、口頭ではなく書面で残すこと。修復歴や不具合は隠さず先に申告した方が、結果的に減額リスクを減らせます。

2. 名義変更の完了を確認する

引き渡し後に名義変更がされないと、翌年の自動車税納税通知が自分に届きます。名義変更完了予定日を契約時に確認し、完了後に書類(登録事項等証明書など)のコピーをもらえるか聞いておきましょう。

3. 1社の言い値で決めない(相見積もりのすすめ)

商用車は相場が公開されておらず、素人には査定額の妥当性が判断しにくいのが実情です。最低でも2社に査定を出して比較するだけで、買い叩かれるリスクは大きく下がります。時間をかけて5社10社と交渉する必要はありません。「2社比較して高い方」で十分です。あなたの時間もタダではないからです。

普通車も一緒に売る場合は、電話なしで概算を掴める匿名・電話なしの査定シミュレーション高く売るための基本手順も併用してください。


よくある質問

Q. 動かないトラック・廃車寸前の車両でも売れますか?

A. 売れる可能性はあります。商用車はパーツ単位の需要と海外輸出の販路があるため、走行不能でも値段がつくケースは珍しくありません。仕組みは廃車買取の記事で解説しています。

Q. 個人事業主ですが、売却益に税金はかかりますか?

A. 事業用車両の売却は、個人事業主の場合「事業所得」ではなく譲渡所得として扱われるのが原則で、帳簿上は固定資産の売却として仕訳が必要です。金額や減価償却の状況で扱いが変わるため、確定申告前に税理士か税務署に確認するのが確実です。

Q. 査定だけして売らなくてもいいですか?

A. 問題ありません。ただし断るときは「売らないことにしました。今後の連絡は不要です」と明確に伝えるのが、その後の連絡を止める一番の方法です。


まとめ

  • トラックファイブは創業20年超・年間1万台規模の商用車専門買取店。商用車を手間なく売りたい人には候補になる
  • 「しつこい」の口コミの中心は事業所向け広告FAX。届いたFAXの停止案内かフリーダイヤル(0120-50-5656)への依頼で止められる
  • 営業電話は最初に連絡方法を指定し、断るときは結論を短く伝える
  • 契約前に**減額条件・名義変更の完了確認・相見積もり(2社で十分)**の3点は必ず押さえる

完璧な業者を探すより、「連絡の止め方」と「契約前のチェックポイント」を知った上で使いこなす方が、結果的に損をしません。まずは車検証を手元に用意して、2社への査定依頼から始めてみてください。


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